お供え 花

本堂の空間に、静かに馴染む


生花の心得えを造花に

花寺の仏花が目指したのは、生花と競うことではありません。

生花には生花にしかない、その時限りの尊い魅力があります。しかしその一方で、最も美しい状態で空間を彩ることができるのは、長くて2週間程度です。

仏花が一時的なものではなく、継続的に、本堂という厳かな空間に佇み続けることができる。

それが造花の役割と捉え、寺院内で違和感なく、静かに、何年も馴染む。日常に寄り添う仏花を造花で作り上げています。

生花の心得えを造花に

造花を単に束ねるだけでは、どうしても「造花感」が前面に出てしまいます。

花寺の主宰である珠圃は、生花店で生まれ育ち、いけばな師範として、生花を知り尽くしています。生花での溜めや曲げの技術を生かし、造花の仏花を設計しています。

また、配色にもこだわり、一束の中で淡い濃淡による自然な陰影を表現し、制作時は、一本一輪の角度をミリ単位で調整し、仕上げています。

はじまりは生花、そして造花へ発展する花寺の仏花は、時を経るごとに本堂へ馴染んでいくことを目指しています。

あえて「季節感」を入れない

花寺の仏花は、年間を通じて飾っていただけるよう、特定の季節を強調する花材をできる限り避けています。

造花だけでお供えいただくと、約10年、使用できる造花の仏花。長い年月を共にするからこそ、いつお参りに来られても、またどんな行事の際にも、常に「ちょうど良い」佇まいを維持する必要があります。

花寺の仏花を手にした瞬間は、「少し物足りない」と感じるかもしれませんが、毎日、その場にあっても飽きがこない。次第にその場に馴染んでいく設計こそが、私たちのこだわりです。

ゆとりある寺院運営


葉物と合わせて、手間のない毎日を

一度セットすれば、そこからは「何もしなくていい」というゆとりが生まれます。

特に、当店の「葉物ベース」と組み合わせていただくことで、重い花器を運ぶことも、水を腐らせる心配もなくなります。

造花を導入することは、生花の費用を抑えるだけでなく、生花を維持・管理する時間が、自由になります。

10年という長い期間、美しさを保ち続ける造花だからこそ、一度の整えが、その後のお寺の日常を劇的に軽やかにします。

仏花と葉物をセット


10年間の「ゆとり」を可視化


生花に比べ初期費用はかかりますが、10年という期間で見比べれば、生花に比べてコストは1カ所につき約300万、3カ所では約900万円も抑えられます。

何より、毎日のお花に追われる時間を、本来のお勤めや休息へ。花寺は、お寺を長く守り続けていくための、一つの選択肢として、造花の仏花をと提案いたします。

価格比較表

行事以外は造花へ、からスタート

「できれば生花を使いたい」。どの寺院様もそうお思いです。

ただ、夏の猛暑、水の重さ、生花の高騰、そして世代交代……。どうしても避けることができない事情が訪れるときがあります。

生花から造花へ切り替える方の多くは、まず「行事以外は、造花に変更する」ことからスタートされます。

多くの人が訪れる行事には生花を活け、それ以外の日々は造花で整える。

そう使い分けるだけで、夏の暑さも関係なく、水替えの重労働からも解放されます。仏具を傷める心配もなく、次世代の坊守様や職員の方々の負担も軽減されます。

時間と費用をより有効に使い、新たなゆとりをお寺運営に注ぎ込む、そんな寺院様が増えています。

ゆとりをお寺運営に注ぎ込む、そんな寺院様が増えています。


花寺は受注生産


私たちは、よりよい形で、商品をお届けすることをモットーしているため、作り置きをしません。

ご注文をいただいてから、一束ずつ丁寧に手組みする受注生産品です。

「生花との隔たり」を埋めるための緻密な下処理と、1cmの配置にこだわる設計。そのすべてを注ぎ込み、伝統あるお寺の風景を守るための1束をお届けいたします。

通常、ご注文からお届けまでに約2週間程度、お時間を頂戴しております。

夏の繁忙期、春と秋の展示会受注時は、お届けまでに1か月かかることもあります。お時間にゆとりを持ち、ご注文いただきますようお願いいたします。

お寺に最適な仏花をお選びください。
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